信頼の罠

日本人は道徳的な善意を重視して、相手を疑うことは失礼だと考え口頭での約束や簡単な契約しか結ばないことが一般的でした。敢えて言うなら、道徳に基づくビジネスです。

 

しかし、グローバルなビジネスでは分厚い契約書を締結して、契約を守らなければペナルティを課すとか訴訟を起こすのが基本です。敢えて言うなら、法律に基づくビジネスです。

 

このような、文化やメンタリティの違いを意識していない日本人が多くグローバル・ビジネスで失敗するケースが良く有ります。

 

日本人が、悪意を持って相手を騙せとは言いませんが、せめて騙されないようになって欲しいと思います。

 

 

残念ながら、以上述べたことの定量的な証拠はありませんが、私の経験から言えることだと思います。それが、経験の価値ではないでしょうか。